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過疎地

思いつくままにつらつらと

論文が読みたい

こんばんは。かみつです。

シャーロック・ホームズのバスカヴィル家の犬、読み終わりました。ホームズ生まれてきてくれてありがとう!と土下座したい気持ちを抑えて、Kに本を返します。


ところで。
文学作品を10ページくらいで紹介する漫画が発売しており、ためし読みが本屋さんに置いてありました。
ひとつめの作品が梶井基次郎の『檸檬』。それを読んだKが一言、

「で、結局檸檬って何なの?」

何なの?って何なの???

わたしとしては、鬱蒼とした気分や世界感の中で描かれる檸檬の黄色の鮮やかさとか、それを爆弾に見立てることで、自分のこれまでの世界が壊れて何かが新しくなるような、派手ではないけれど、どこか救われるような作品の認識だったんですが。

何なの?って聞かれて、「あっこれって解説必要なやつ」と感じた次第です。

国文学をやっていた身なのに梶井基次郎はノータッチだったなあと思いつつ、上記の私見を述べたのですが、わかってもらえませんでした。
「その当時の檸檬って何か特別な意味あんの?」とか言われてもこっちだってわからん。

あーこれは調べたいなあと思ったものの、さてどうしたものか。

まず「梶井基次郎 檸檬」でググる。知恵袋が出てくる。同じような質問がたくさん出てくる。

アンサー「感じ方は十人十色」

だよな。 


次に「梶井基次郎 檸檬 論文」でググるCiNiiが出てくる。

読みたい論文はネットで読めない。

オープンデータがんばって!!!



最後に、近所の大学図書館を調べる。学外利用者の規約を読む。

「学外の方は利用できません。お近くの公立図書館よりお申し込みください。」

あ~大学に戻りたい!!!とっても!切実に!
気になったことも調べられない!


いろいろ事情はあるので仕方ないとは思いますが、通っていた大学は公立だったこともあり、大学図書館は誰でも利用できる図書館でした。地元の図書館の利用カードがあれば地元の方でも基本的に本も借りられるし、よく中学生や高校生が勉強しに来てました。学校祭のときは子ども向けの読み聞かせコーナーとかやってたと思う。

そりゃまあ文学作品とか日本語とか、日常生活で必要な範囲以上のことをふつうに調べる人なんていないと思うので、困る方もそう多くはないのかもしれませんが、

わたし今困ってる。猛烈に困ってる。


本当に必要なら申請でもなんでもすりゃいいんでしょうけど、調べたいときにいちいちできないよなあとぼんやり。

センスない・努力しない・頭よくないの三拍子が揃った国文学専攻だったので、大学院に行くという選択肢は夢のまた夢で、誰にも言わずに卒業しましたが、最近はぽろっとKにこぼしたりして、「行けばいいじゃん」と無責任に背中を押されています。

でもまだ諦めきれない自分がいる。研究を職業とされてる方からすれば、わたしの興味ややる気なんて趣味程度なのかもしれませんが、できることならやりたいものですね。

そんなわけで、『檸檬』を調べる日々は続きそうです。