過疎地

思いつくままにつらつらと

夢ってなんだろうか

こんばんはかみつです

今の職場で働き始めて1年半、漠然と、やめたいなあという思いがあります。

元々は違う部署を希望していましたが、いろいろあって今は事務をしています。
ほんとうはやりたいことがあって、いずれやれるかもと言われて入社。
でもはたらくと、いろんなことが見えるじゃないですか。
希望していた部署のいいところ、悪いところ、自分ができること、不足しているもの。

このままでいいのかな、と思います。

希望の部署ではたらけていない現状にも、夢を目指す自分にも。

隣ではたらく先輩は、生きるためにはたらいています。家族を養うために、はたらいています。
わたしがあれこれはたらくことや夢について、甘えた持論で弱音を吐いても受け答えがブレないのは、生きるためにはたらいているからです。はたらかなくては生きていけないから、「はたらいて」いるのです。

夢を持つこと自体がいいとか悪いとか、判断することではないと思います。
わたしは、将来の夢として、はたらきたいものがあったわけではありません。なりたかったのではなく、そうすることで生きていきたかったのです。屁理屈をこねているだけに見えるかもしれませんが、夢と生きることがイコールでありたかったのです。

こんなところでこんな仕事している場合じゃないと焦ります。でもこんな仕事で先輩はお金を稼いで生活しています。わたしもそうして生きています。

夢があることが立派で、その夢を叶えるのが立派で、きらきら輝いて生きていることが立派だというのもわかります。
でも生きるために地道にはたらくことも立派だと思います。

やりたかったことはこんなことじゃないと嘆きます。でも今の仕事が一人前にできていないのに次へは行けないと嘆きます。人生は短いと嘆きます。

自分を正当化して慰めます。


失敗したくありません。
恥をかきたくありません。
苦労したくありません。
間違えたくありません。
悩みたくありません。

達成とか成長とか、すればするほど次が出てきます。常に高みを目指していなければならない、よりよくあろうとするのが当たり前。

だからそうではなくて済むように自分の逃げ道をつくることに必死です。

でも結局、ひとところに落ち着きます。

「で、お前は何をしたいんだ?」

ここまで苦しくて涙がこぼれる自問は他にありません。

結局失敗して、恥をかいて、苦労して、間違えて、悩んでいくんだろうなあと思うと、なんで生きてるのかわからなくなります。

有意義な人生がそんなにも偉いのでしょうか?