われわれはまるで息をしていないような
こんばんは、かみつです。
業界新聞で『なぜアマゾンは1円で本が売れるのか』という新書が紹介されていたので、先日本屋さんに行ってきました。
日本語関係の本がを冊(内3冊は同じ作者)、小川洋子さんの本を2冊見つけてしまい、計7冊を抱えてレジに並んでいました。
読みきれないほどの本を買うバカです。
いつも4、5冊平行して読んでる。
買った本はまず目次と「はじめに」などをざっと見ます。
で、読みたいものから読みたいように読む。
なので途中まで読んでそのままになっているものもしばしば。
そこでふと、図書館にある一度も開かれない本、という存在を思い浮かべます。
まちの小さな本屋さんでも、おうちの本棚のすみっこでも大丈夫です。
読まれるために作られて、誰にも開かれることなくひっそりと収まっている本の静けさ。
それはもう、死と言っても過言ではないのでしょう。
ところで人は何のために生きているのでしょうか。みんな、それを探しながら生きているのかもしれませんが、もしわれわれが何かの目的で作られて、われわれ自信がわからないまま生きているのだとしたら、それは、ひっそりと死んでいる本と同じなのかもしれません。
なんてことを考えながら、眠ります。
「本をつくる」という仕事
こんばんは、かみつです。
今日は結婚式用にジャケット風のボレロを買いにいこうと決めていたのにすっかり忘れて帰路についてしまいました。
さて、そんな帰りの電車の中、『「本をつくる」という仕事』を読み終えました。
仕事柄、本のできるまでは知っていますが、まだまだわからないことも多いので、ほぼ
タイトルだけで即購入。意外と印刷や製本について書かれた本ってないのよねー
本のつくられ方の解説かと思いきや、それぞれの分野のプロ(特に古くからそれに携わってる人)に詳しく話を聴く、というような感じ。
思ってたとのは違ったけど、楽しんで読めました。
フォントの話、校閲の話、印刷の話が特におもしろかった。
わたしは新潮文庫がとてもすきなのですが、あれは秀英体だったんですね。タイポグラフィの特集に書いてあった。
今日は同居人が家にいないのでのびのび。
雑なごはんを雑な感じに食べたので(おいしかったけど)、あとはお風呂に入って寝るだけ。しあわせか。
動物実験は行っていません
お久しぶりです
かみつです
1年近く放置してました。やっぱり続かない。
最近、家の洗剤やシャンプー類を環境に配慮したものに変えています。
高いけど、これくらいしかできることはないなと思い、いろいろと試しています。
ところで。
入浴剤がすきなのですが、これも環境に配慮したものがないかなあと思いつつ、たまたまクナイプの入浴剤を買いました。
クナイプって動物実験を行ってないんですね。知らなかった。
青いパッケージのを買ってみたらとてもよかったので、9種類入っているバラエティーパックみたいなのを買いました。ぜんぶ試してからボトルで買おうと思います。
で。
ちょっと思ったのですが、
本来いいことをしているはずの方がわざわざ「動物実験は行っていません」って書かないといけないのかな?
「動物実験を行っています」って書いた方が、よっぽど意識を変えていける気がする。
世の中いろいろあるからそう簡単にはいかないと思うし、実験のおかけでわたしたちが便利に暮らしていられるとも思います。
もっと丁寧に、やさしく、あたたかく生活していきたいなあと思った今日この頃。
でもさあ、いいシャンプーとか洗剤は近所のスーパーやドラッグストアにはないから、もっと普及すればいいのにねえ。
寝よう